できるだけ早く食べるのが鉄則
新鮮な素材を使うことで、風味が劣化したりするのを幾らか防げるようになります。しかし、パンは本来長期保存には向いていません。焼き上げた調理済みの食品であるためで、水分を含んだ生地は、すぐに腐ったりカビが生えたりしてしまいます。
市販のパンは防腐剤を含んだり、無菌状態で製造するため、手作りパンより日持ちします。しかし、手作りパンは無菌で作ることが不可能です。やはり手作りパンの消費期限は長くて2日ほどでしょう。
可能なら、焼いたその日に完食するのが、パンの味わいとしても理想的です。長期保存するようにしたい場合もあるかもしれませんが、やはり防腐剤や添加物を入れないために、数ヶ月になるような保存は不可能でしょう。
冷蔵よりも冷凍
パンは冷蔵保存よりも冷凍保存です。冷凍では、それなりに風味を保ったまま1ヶ月程度の保存が可能です。冷蔵庫での保存はおすすめできません。冷蔵庫では乾燥が進み、パサついてしまい、とても食べられるような状態にはなりません。
そして冷蔵庫の臭いを吸い込んでしまう事が多く、焼いてもプラスチック臭いような感じになってしまいます。冷蔵の場合、でんぷん質の劣化も進むため、味にも影響が出ます。やはり保存には冷凍庫で、小分けにして保存する方法がおすすめです。
ラップで包んだものをさらにナイロン袋やジップロックで保管することで、水分や風味を極力逃さない保存を心がけてください。特に手作りパンの場合、熱が冷めたらすぐに食べない分は、冷凍保存にしてしまいましょう。
新鮮なうちに冷凍保存することで風味を閉じ込め、次回食べるときに出来るだけ美味しい状態に止められるでしょう。冷凍パンを焼く際は冷凍のままトースターに入れ、通常より少し長めに焼くことで美味しくいただけます。
「冷凍やけ」を防ぐ
この冷蔵保存には少しコツがあります。一つ一つラップで包むのはいわゆる「冷凍やけ」を防ぐためです。冷凍やけとは、長期間冷凍庫で保存した食材や食品が、味や触感が変化し美味しくなくなる現象のことです。
これは長期にわたる冷凍保存により水分が飛び油分が酸化することで、風味が落ちるばかりか、パサパサとした乾物のような触感になってしまいます。干からびた状態に近く、こうなると元通りに戻すことは出来ません。
冷凍庫では半永久的に素材が冷凍されていそうなイメージがあるものの、あくまで劣化を遅らせる効果であったり、日々の冷凍庫の開け閉めにより、温度が一定に保たれないなどのデメリットがあります。空気に触れさせず出来るだけ新鮮に保ちましょう。

