粉類の安全な保管方法と注意点

ダニ、カビに気を付けよう

粉類の安全な保管方法と注意点粉類を安全に保管するには、衛生面から、しっかりと隔離できる環境にあることが重要です。例えば、小麦粉の場合賞味期限自体は長く、未開封なら1年はもつのが普通で、開封しても1ヶ月は安全に使用することができます

しかし注意すべきはダニやカビの繁殖です。小麦粉は栄養価が高くエネルギーを沢山含んでいます。つまりダニやカビには、温度や湿度さえそろったら、絶好の繁殖場所になり得る性質を持っているため、保管する環境が非常に重要です。

粉類を置く場所は常時20℃になっているでしょうか?あるいは湿度は50パーセント以上あるでしょうか?そのような環境であれば粉類の保管には向いておらず、出来るだけ早く冷暗所に移動させるべきです。

常温保存の注意点

粉類は常温保存も可能です。前述のダニやカビの繁殖を誘発する環境でなければ、特に冷暗所に入れなければならない理由はありません。しかし、室温は季節によって変わり、特に日本は湿気の多い気候が全国で発生するため、あまり粉類の保管に適した室温の家はありません

常時キッチンを空調で管理できるのであればまだしも、現実的にはキッチンは湿度と温度の高い環境です。特に夏場は物が腐りやすくなるため、粉類の保管にも十分注意しなければなりません。

密閉容器に入れることは大切ですが、それでも雑菌やダニの侵入を完璧に防げるわけではありません。使用の度に何度も開け閉めをし、計量器などを差し込んだり開封したまま放置することもあり得るからです。

それなりの強度のある密閉容器を使用し、湿気がこもらない食品庫などの暗い場所に保管することで状保存が可能なものの、粉類の状態を定期的にチェックし確かめることが重要です。

メリットがないわけではないが、リスクの高い冷蔵庫

では冷蔵庫での保管はどうでしょうか?温度や日光が当たらないという条件は完璧に満たすものの、湿度と結露が大きな問題となります。温度や湿度が酷く保管場所がない等の最悪の場合は冷蔵庫に入れるしかないかもしれませんが、基本的には粉類の保管に冷蔵庫は向いていません

温度変化により結露が発生し、簡単に粉が湿って激しく劣化していきます。粉を冷蔵庫内で計量し持ち出せるのであれば可能と言えなくもないものの、普通は容器を冷蔵庫から取り出し、しばらく常温にさらした後に戻すはずです。

そうなると如実に水滴が発生し、夏場などでは一瞬で粉が水分を含んでしまいます。特に小麦粉などは粒が細かいために水分を含みやすく、一度湿ってしまうと乾燥させるのが難しいため、冷蔵庫以外がより良い保管場所と言えます。