パン作りができるといくら食費を節約できる?

基本的には安上がり

パン作りができるといくら食費を節約できる?食パンの費用と比べると、自宅で手作りのパンを作る方が安上がりです。強力粉や水、砂糖・塩といった食材はまったく高価ではないため、食パン一斤辺りの価格で考えると120~150円となり、一般的なお店で一斤200円前後、有名店では500~800円となるパンを買うより断然お得です。

もし手作りでパンを定期的に作るのが面倒だとすれば、恐らくホームベーカリーなどの家電製品を購入することになるでしょう。しかしそれでも、年月が進むにつれコストパフォーマンスが向上することが考えられます。

何せホームベーカリー機によるパン作りに慣れてしまうと、前日に数分の材料準備と機械の操作だけでパンを焼き上げられるため、手間を考慮したとしてもメリットの方が大きいと言えます。

どんな食生活かに左右される

もちろん、これにはパンをどれほどの頻度で食べるか、どれほどパン作りに対する情熱があるかにも左右されるでしょう。2週間経っても一斤のパンがなくならない場合や、そもそもご飯派であるという人にはメリットは無いかもしれません。

しかし4人以上の家族で毎朝パンを食べる、パンを好きになって趣味が高じた結果、素材の違いや自家製酵母に挑戦したいという人にとって、パンは自宅で作る方が経験値というメリットと共に安上がりであるという結論に至る場合が多いでしょう。

少し注意が必要なのは、近年のバターの値上がりがホームベーカリー、自宅でのパン作りに影響している点です。自宅では焼き立てで香り抜群の手作りパンを楽しみたいところですが、バターとイーストは比較的値上がりする傾向にあります。

こうなっては、市販の一斤の食パンの値段とそう変わらない金額になってしまいます。無添加・保存料不使用、かつ食べたいときに焼き立てのパンが食べられるという優位性を揺るがすほどではないにせよ、手間はおろか価格でも競ってくるのは、ホームベーカリー派にとっては辛いところではあります。

手作りパンのメリットも捨てがたい

結論としては、自宅で手作りパンを作るからと言って、価格面で大幅に有利になるとは言えないことが分かります。もちろん、それでも自宅で安上がりに仕上げることは、材料次第で十分可能なうえ、何より健康的で焼き立ての香ばしいパンを楽しめるメリットは大きいです。

パンは自家製派という人たちに言わせると、一度手作りに慣れてしまうと焼き立てのメリットが非常に大きく、なかなか市販の食パンには戻れないそうです。もちろん、しっとり感やきめの細かさではプロのパンが勝るものの、誰しもがパンの香りの虜になってしまっているようです。