全粒粉やライ麦粉を使う
健康的なパンを作りたい時は、強力粉を全粒粉やライ麦粉に変えるレシピがおすすめです。最初からすべて全粒粉に変えるのは難しいかもしれません。風味や味わいが独特なためです。そこで、まずは小麦粉に2割程度の割合で混ぜることから始め、徐々にその割合を増やしていきましょう。
手でこねるにしてもホームベーカリーで作るにしても、少なめの割合から始め、焼き加減も時間も通常の方法と同じで大丈夫です。または自家製酵母を使うという方法もあります。
パン作りを重ねていくにしたがって、やがては取り組みたいと思うのが自家製酵母でしょう。果物やヨーグルトで培養した酵母は、ドライイーストよりもより天然で健康的です。
ライ麦粉の健康効果
ここで、ライ麦がもつ健康効果について考えてみましょう。市販のいわゆる小麦粉や強力粉は小麦から作られています。これはお米で言う精米後の状態で、真っ白なのが特徴です。これに対し、ライ麦はそもそも日本ではあまり栽培されていません。
それゆえにパンやウイスキーでも原料に使用されるライ麦は外国製のものがほとんどで、純日本産のライ麦を見つけることは難しいでしょう。ライ麦は小麦に比べてグルテンが少ないのが特徴で、柔らかさや白さにおいては小麦に劣ります。
しかし小麦粉よりも栄養価が高く、ライ麦パンを食べることで様々な健康効果が期待できます。例えば食物繊維は、パンの状態でも小麦の二倍含まれていると言われ、鉄分も同じく二倍以上の含有率を誇ります。筋トレや疲労回復に欠かせないビタミンBも多く含まれ、リンやカリウムも豊富に摂取することが可能です。
小麦粉のパンはカロリーやエネルギーは摂れるものの、糖質がほとんどであるため、食べ過ぎによっていとも簡単に生活習慣病の原因となったりします。
しかしライ麦パンは小麦粉を使ったパンのように膨らまないとしても、栄養価が高く、しかもほとんどグルテンフリーでアレルギー対策にも有効です。
始めは少しの量から
このような工夫により、同じパン作りでも、より健康的で栄養価の高いパンが楽しめるようになるでしょう。パン作りは材料の影響が非常に強く出ます。前述のように、最初からすべて全粒粉やライム擬古に変えるのは少々ハードルの高い話です。
最初は少なめの量を混ぜることから始め、徐々に健康的な材料へとシフトしていくのが現実的でしょう。そうして美味しいパンの作り方も試行錯誤を繰り返していくと良いでしょう。慣れてくると、美味しく健康的なパンの作り方をしっかりとマスターしていく事が可能です。

