材料と最初の手順
パン作りをする際には、まずは材料を揃えましょう。一般的なレシピとしては、強力粉180グラム、砂糖20グラム、スキムミルク10グラム、塩3グラム、ドライイースト小さじ一杯(3グラム)、水120cc、無塩バター15グラムで作るのがおすすめです。
バターは常温に戻しておき、柔らかくつぶせるようにしておいてください。まずは計量器で正確に分量を計りだします。可能であれば、0.1グラムまで計れるものを使用してください。とりわけ重要なのはイーストです。
この量が不正確な場合には、仕上がりに大きな影響を及ぼしてしまうため、イーストの計量は正確に行いましょう。泡だて器(ホイッパー)でよく混ぜ合わせたら、粉の真ん中をくぼませて穴を作ります。そこに分量の水を流しいれ、スキッパー(もしくはヘラなど)でまとめていきます。
発酵までの段階
生地を一つにまとめたら、ここからはこねる工程です。こねる作業にはグルテンを生み出す目的があり、グルテンをしっかり生成することで膜を作る狙いがあります。それによって、ガスや空気をたっぷりと含む構造になり、焼き上がりがふんわりとした柔らかい生地へと変化します。
生地に粘りが出るまでしっかりとこねましょう。手のひらの付け根辺りで体重をかけ、向こうへ押し出すように潰していきます。生地が強くなり、広げてもちぎれずに透けるぐらい薄さと強さが出れば十分です。次の段階である発酵にも関わってくるため、足す水の温度を調整して、生地内部が25~28℃になるように調整してください。
生地をこねる際は、まな板や作業版などに強力粉を薄く敷いてくっつかないようにしましょう。その次は一次発酵です。イースト菌が発行してガスを出すことで生地が膨らみ、パンの柔らかさを生み出します。1.5?2倍の大きさに膨らむのが目安です。
温度管理に注意!
これがパン生地の基本工程となります。ここからはオーブンの性能や機能、作るパンの種類によって異なるため割愛しますが、ここまでの作業が繊細であり、出来上がるパンの質を左右します。注意したいのは温度です。
冬場や夏場で発酵時間や温度管理の方法は変わってきます。低い温度での発酵不足はもちろん論外ですが、夏場室温の高さによる過発酵、そして冬場も暖房器具による意外な過発酵に気を付けてください。
過発酵になると生地が適切な空気を含むことができず、かつガスによる酸味が増加してしまいます。無事発酵の過程をクリアしたら、二次発酵と焼成を経てパンの完成です。

